沖縄の歴史をちょびっと覗いてみよう ①何はともあれ冊封編

現在観光ガイドの勉強をしている私。

その関係で、沖縄の歴史についてもちょこっと勉強しているので、こちらで復習がてら沖縄の歴史について触れていきたいなと思います。

まず沖縄の歴史というと、琉球の王様がどーとか城がどーとか想像すると思うのですが、個人的に最重要項目は、
冊封(さっぽう・さくほう)制度に尽きると思います。

というか普通にこの言葉知ってました?私実はついこないだ知ったんですよ…しかも琉球王朝を舞台とした池上永一さんの「テンペスト」を読んでから知りました。世界史とかやってると習うんですかね?基本読めないし…

冊封制度というのは中国の皇帝に貢物を献上し、服従を誓うことで「あなたがその国の王だよー」と認めてもらうこと。

ちなみに皇帝に貢物を献上することを朝貢(ちょうほう)と言います。また難しい単語。

琉球で新しい国王が即位すると、中国から琉球の新国王を任命する為「冊封使」と呼ばれる方が来ます。

1人とか2人とかではないですよ。何十名って来るのです。で、すぐは帰らないんです。潮の流れがかわるまで帰れないのでずーーっと滞在するんですね。

その方々をもてなす為、中華風の料理が入ってきたり、公共工事が行われたりと冊封使がらみのもろもろが発展した琉球。そして冊封使が来ると莫大なお金がかかります。

じゃあ、あんまりいいことないじゃーんと思われるのですが、さにあらず。冊封を受けると返礼品ももらえるし、中国との貿易が許されるんですね。沖縄は冊封をしていない東南アジアの国々と貿易をして、中国へは香辛料を、東南アジアの国へは磁器なんかを売って利益を得ていたんです。

そう、琉球は中継ぎ貿易国として栄えていたんです!かっこいー。

じゃあ中国の属国になるんじゃないの?中国が支配してたってことじゃん?

とか思うのですが、何かこの冊封制度って面白い制度で中国側は内政干渉はまったくしてこないんです。まあ琉球に対してで、他の近隣の国々のことはわかりません。でも中国側から政治的にこーしろ、あーしろ的な要求はなかったんですよね。

沖縄の歴史を勉強していると、この「冊封」の影響をすごく受けていることがわかります。色々な時代にこの制度は深くからんでくるんですよね。

なので何はともあれ、この「冊封制度」を知っておくと観光名所など行くときにも役立ちますよー。

今日のワード

  • 冊封、冊封制度、冊封使
  • 朝貢

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)