「透明なゆりかご(1)-(4)」 沖田×華

子供ができてから、虐待の話とか悲しいニュースなどが苦手になりました。

うまくいえないのですが、何か他の子の中にも自分の子供のかけらが見えるような…というか…

なのでそういう本とかは読む前から完全回避。

で、これは本じゃなくて漫画なんですが、ちょこちょこネットで広告出てくるんですよ。

しかし、ただの広告なのにもう読みたくない!って感じのインパクトで。、

赤ちゃんが死んじゃう話とか、お産でお母さんが亡くなっちゃう話とかあって、

拒否拒否きょーーーーーひ!

ってずっと読みたいけど怖い!という気持ちに蓋をして見て見ぬふりをしていました。

しかし大好きなイラストレーター大野舞さんがこの漫画をおすすめしてまして。

やっぱ読んでみよーかなーとKindleで購入。

いやーやっぱ読まないとわかんないわ。そして読んでよかった。

確かに号泣なんです。子供にも「何?」って感じで引かれるくらい泣くんですが、

絵とお話がシンプルで。もっとドラマチックにつくろうと思えばできると思うのですが、ちょうどいいさじ加減で。

これ以上がーってこられたら私、こころ折れるかもってつらいシーンもあるんですが、そこも淡々とあるがままが描かれているというか。

子供が生まれてくるってすごいことだな。と当たり前のことに心を戻すことができる本(というか漫画)です。


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