金城武さんが好きです。で、前作の「死神の精度」が映画化された時に主人公千葉を演じたのが金城さん。映画を見てはいないのですが、ポスターなどで拝見した限りでは、「伊坂さん、金城さんをモデルに千葉をつくった!?」というくらいぴったりはまっていて、結果この死神の浮力でも私の頭の中では金城さん千葉が活躍することに。
伊坂さんの物語は時々グロいし、絶対悪というかどうしようもなく邪悪な人間がでてくるのですが、今回もグロくてそういったのが出てくる話でした。
なので嫌いな人にはおすすめしないかも。
そういうのを「うぇーーー」と思いながら読んでいくと、千葉(金城)さんが緩和剤のように出てくるのでまあなんとなく読み切れたかなと。話の中では「え、そんな設定ってあり?」とか「そんなわけないやろ」という箇所もあるのですが、千葉さんの雰囲気が現実離れしているし、細かいことを考えずにこれはそういった物語なのだ。と思って読めば楽しめる本です。死神のキャラが引き立っているのはやはり前作かも。
しかし文中に出てくる良心を持たないサイコパスの割合「25人に1人」は多すぎるのでは!?え、クラスに1人は絶対いるってこと?じゃあうちのオフィスにいったい何人いるんやーーーー
コメントを残す