「白墨人形」 C・J・チューダー

台風で家に缶詰になっていた週末、何読もうかなーと本棚を探していると「スティーブンキング強力推薦」の帯が…

そーだこの本があった!と読むとグイグイ引き込まれてあっという間に読了。

台風でどよーんとした一日でしたが、本の雰囲気もキングっぽくどよーんとしていて「もう…寝ようかな…」という感じになりました。

物語は少年時代と現代を交互に進んでいきます。少年時代に仲良くしていた仲間達。ある日主人公は仲間と移動遊園地へ遊びにいきます。そこで目撃した思わぬ事故。その事故以来、全てが少しずつ狂い始めていきます。奇妙な新任教師。家族や仲間との不協和音。そしていくつかの死…そして現代。ずっと蓋をしてきた事件が、ある人物が自分を訪ねてきたことによって思い出されます。あの子を殺したのは誰なのか…

みたいな雰囲気のお話(あらすじざっくりまとめすぎ…!)

ということで面白かったんですが、確かにホラーといえばホラーだよな!最後のオチが…!!

キング好きなら確かに楽しめるかもしれません。

そして題名。チョークマンを白墨人形と訳すセンスがすごい!!という意見を多く見ました。が、わたくし個人的にはチョークマンでもいいのかなーと思ってます。「はくぼく」って「たくぼく」と似てない?石川啄木がいつも頭に浮かんじゃうんだよなー。


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