子供の心をわしづかみ!な絵本シリーズ 「ぶたのたね」

一度もぶたを食べたことがない、足の遅いオオカミ…一度でいいから食べてみたい!ということでキツネはかせからもらった「ぶたのたね」を植えます。

そうするとたくさんのぶたが枝からぶらさがっていて…

というお話。

 

「3匹のこぶた」や「赤ずきんちゃん」のように童話の中のオオカミといえば怖い存在。それなのにこの本の中のオオカミは木の実などしか食べたことのない、なんだか情けなーい存在。

オオカミさん、ブタさんを食べれるのかな!?でもブタさんもかわいそうだし…という設定が子供的にツボなんだと思います。

食べられるかな―――というところで起こるあの事件!
大人が読むと、え、なんで!?って感じですが子供はニコニコ

 

佐々木マキさんの絵も素敵です。絵の魅力なのか、子供たち、この絵本の中のオオカミとぶたをすごく身近な存在として受け止めているっぽいです。

しかしブタがたわわに実ってるところなんて最高!
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現在はわかりませんが、佐々木マキさんは昔実家のマンションに住んでたらしいです…村上春樹さんのエッセイにもうちのマンションの描写が出てくるんですよ。って何十年も前のエッセイですが…

 

 


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