「オリジン」ダン・ブラウン

かつての天才教え子から「世界を揺るがす重大発表」のプレゼンテーションに招待されたおなじみラングドン教授。「われわれはどこから来たのか」「そしてどこに行くのか」という謎の核心部分を発表するまさにその時、教え子カーシュが凶弾に倒れ死んでしまう…というお話で、これまたラングドン教授が謎を解きつつ美女と逃亡(?)するお話。ちなみに今回の舞台はスペインです。あースペイン行きたいな!

今回のテーマはAI。魅力的なウィンストンというAIがラングドンを助け、カーシュの謎解きに力を貸します。でもネタバレになるので深くは説明できないのですが…うーむ。そうきたかーという感じ。

読んでいる間、ずっと頭の中によぎっていたのは「サピエンス全史」

ホモサピエンスを繫栄させたのは、「認知革命」です。簡単に言うと実在しない空想上の物を共有、信じることができる力。人類はそこまでAIをプログラミングできるのだろうか…とか、サピエンス全史にもでてきたように、この将来私達は「ホモ・サピエンス」という種類として分類されていいのだろうか…などなど。通じるテーマがいくつかあって興味深かったです。

ペアで読んでも楽しいかも

「サピエンス全史」

AIちゃんについてはこっちの映画がおすすめ

「エクス・マキナ」


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